最近の記事
検索ボックス
 

2012年09月03日

京都市通称・なりひら寺「天台宗 小塩山 十輪寺」のご紹介!!

9月3日(月)今日はもう9月、天気予報上からも秋の季節に入りました。わーい(嬉しい顔)
岐阜では盛り上がらないまま「清流国体」が徐々に進んでいます。県民の何パーセントがこの国体に税金を使用することを望んだのかも分からないような進み方です。スポーツ関係の方には少し予算がついて喜んでおられるのかもしれません。「清流」という言葉も「長良川河口堰」を造る時はまるで忌み嫌うように「清流よりは、防災・治水」など叫んでいた県政がいまは何でも「清流」「清流」です。国体まで「清流」の冠を拝しています。
足さて聖火(?)は乗鞍岳を7月16日に出発し現在は海津市まできているようです。そして開会式9月29日(土)を待たずして水泳競技は9月13日(木)から9月17日(火)まで先行して行われるようです。
秋を「スポーツの秋」一色で塗りこめられそうな岐阜県ですが、秋はやはり秋、うら悲しい文学の秋でもあります。
120831_hana7.jpg 120831_hana9.jpg

秋の日の ビオロンの ためいきの 
身にしみて ひたぶるに うらがなし (ヴェルレーヌ)(落葉・上田敏 訳)


今日は京都市通称・なりひら寺「天台宗 小塩山 十輪寺」のご紹介です。
なりひらとは「在原業平、桓武天皇の曾孫でありまた孫でもある高貴な身分の六歌仙・三十六歌仙」「伊勢物語」で余りに有名です。
jyuurin_top1.jpgjyuurin_top2.jpg

jyuurin_top3.jpgjyuurin_top4.jpg

【本店ショップのご案内】
自然を楽しもう!を合言葉に、普段使いにも便利で楽しいアウトドア雑貨をたくさん掲載しています。ぜひご利用下さい!
(商店名をクリックするとページが開きます)
アウトドア雑貨のOnline Shop grove
アウトドア雑貨のGROVE-eshop.com

※本店2店では多少ラインナップが異なります。お好みでご利用ください。

続きを読む
posted by ぐろぶ at 09:20| 岐阜 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 三重の山や見所など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年11月24日

三重県名張市の「赤目四十八滝」のご紹介!!

11月24日(水)児童公園では木々の落ち葉が重なり合って冬の訪れを待っているかのようです。わーい(嬉しい顔)
サクサクと踏みながらの通勤は心静まる今日この頃です。

さて今日のご紹介は三重県名張市の「赤目四十八滝」です。

名は無くも 赤目の滝の 一部分 (稲畑 汀子)

赤目へ向かう道路わきの景色(11月21日)
101121_k1.jpg101121_k2.jpg
101121nabari1.jpg101121nabari2.jpg

赤目四十八滝
住所:三重県名張市赤目四十八滝
訪ねた日:2010年11月21日(日)
歩いた歩数:16815歩
歩いた距離:10.2km
歩いた時間:ほぼ4時間

【本店ショップのご案内】
自然を楽しもう!を合言葉に、普段使いにも便利で楽しいアウトドア雑貨をたくさん掲載しています。ぜひご利用下さい!
(商店名をクリックするとページが開きます)
アウトドア雑貨のOnline Shop grove
アウトドア雑貨のGROVE-eshop.com

※本店2店では多少ラインナップが異なります。お好みでご利用ください。


続きを読む
posted by ぐろぶ at 10:27| 岐阜 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 三重の山や見所など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年04月07日

鈴鹿・花の山「藤原岳」で「福寿草」にであいました!!

4月7日(水)朝自治会の防犯パトロールの声がしました。わーい(嬉しい顔)
ペン今日から新学期のようです。防犯パトロールが回るようになったのはいつごろからか、近年のことのように思います。ボランティの方が乗車されているようですが、安心する反面、ちょっと怖い気持にもなります。パトロールなどしなくてもいい地元になって欲しいと思います。
かわいいさて、本日のご紹介は「花の山・藤原岳」です。店長が藤原岳へ「福寿草」の撮影に出かけるというのを聞きつけ同行しました。私にとっては最高峰登山となりとても嬉しい気持と不安の両方で緊張して出かけました。

藤原山荘・天狗岩1165m
場所:三重県いなべ市藤原町
登った日:2010年4月3日(土)
車(RV)岐阜を店長の車で5時30分に出発しました。21号線から365号線に入ります。21号線ではトラックが並び思った以上にゆっくりだったために藤原町の「神武神社」下の無料駐車場には7時5分に到着。空きは2台しかなく運よく停車できました。
くつ軽い朝食をし、トイレへいったりし、準備をして、7時15分に出発。
ここからであればすぐに「表山道・大貝戸道」へ入れますが今回は「裏山道・聖宝寺道」を登りにするということで町を歩いて登山口へ向います。電車で着いたグループなどの方も続々(?)歩いていかれます。
100407_1.jpg 100407_2.jpg 100407_3.jpg 100407_4.jpg
exclamation&questionひょっとして、小学校の前の側溝に落ちた鹿が亡くなっていたかもしれません。私がちらりと見ただけで目の錯覚だったのかも。365号でイノシシが交通事故にあったらしくそこに烏や犬が寄ってたかっていたのを目撃していたので、その上での出来事で、私の気持が少し萎えてしまっていたのです。目を背けたいという消極的で山に向かうものとしては失格でした。
くつ「鳴谷神社」の石段には「迷うものは道を問わず 残り230段」とか書かれ石段は300段ほど続きます。石段をあがると急に「料理萬緑」の前、鱒の養殖池。「聖宝寺庭園」への道標も見えますが私たちは、右手の登山口へ向かいます。
100407_5.jpg 100407_6.jpg 100407_7.jpg 100407_8.jpg
本「聖宝寺」は平安時代・伝教大師の創建ですが織田信長の焼き討ちにあい廃寺となります。江戸時代に禅宗・臨済宗妙心寺派のお寺として再興され、現在は境内裏の鳴滝を含めた庭園が美しいといわれています。
くつ東海自然歩道の道標もある登山口に7時41分
右斜め上ここから一気に上りが始まります。一合目から七合目まで続き八合目で「大貝戸道」と合流「福寿草」を愛でる道になるようです。
足この登りは、一言で言うならば「厳しい、変化のある道」でした。「長命水」のある場所までは壊れた崖の道で、流れる水を丸太で渡ったりずり落ちそうな道を登ったりしました。
100407_9.jpg 100407_10.jpg 100407_11.jpg 100407_12.jpg
急な崖を登り植林の森も気持良さを感じるとすぐに急な荒れた道になったりします。四合目ではベンチが用意されています。足元には霜柱が融けないでそのまま花が咲いているような様子もみられます。そこからは比較的楽になります。五合目を過ぎるといきなり展望が開けスプリング・エフェメラル(春のはかない花)の林床となっているところに出たようです。登山道から外れないように慎重に歩きます。
100407_13.jpg 100407_14.jpg 100407_15.jpg 100407_16.jpg 100407_17.jpg 100407_18.jpg 100407_19.jpg 100407_20.jpg
七合目で小休止。小鳥がしきりに囀っています。七合目から合流地点まではヒノキの植林が少し崩壊しているところもあり、やはりまた急なのぼりになります。合流地点に到着9時26分。ここまでで1時間45分。
やはりちょっと時間が掛かっているようですがゆっくり行こうということで確認します。
くつ合流地点からは人がうんと増えました
かわいいそして「福寿草」が現れるため混雑もひとしおです
exclamation靴はぬかるみにぐちょぐちょ、途中で泥を落とすとすぐそれ以上のぬかるみになり、重くなる靴。店長の動きも撮影で忙しく、活発になり、反面進む速度が遅くなります。
こんなにいっぱい咲いていることに驚きます。斜面にも岩陰にも登山道すら咲いています。
カメラ写真で見ていたのは地面にへばりつくように咲いている姿でした。今目の前に咲いているのはすくッと姿勢よくたっている元気で愛らしい姿です。
かわいいフクジュソウ(福寿草)
キンポウゲ科の多年草。アジア北部に分布し日本の山地にも自生。縁起の良い名称と花の少ない時期に咲くことから珍重され正月用の花として栽培。地上茎は約20cm、葉は羽状複葉。早春葉に先立って黄色い花を咲かす。有毒で根は強心薬。(広辞苑より抜粋)
100407_21.jpg 100407_22.jpg 100407_23.jpg 100407_24.jpg 100407_25.jpg 100407_26.jpg 100407_27.jpg 100407_28.jpg

藤原岳山荘
くつ10時32分に藤原岳山荘到着。登山口から2時間49分。
100407_29.jpg 100407_30.jpg 100407_31.jpg 100407_32.jpg
いっぱいの人です。まず「天狗岩30分」とかかれた道標で天狗岩へ向いました。
フリーダイヤルカルスト台地が山口県で訪ねた秋吉台を思い出しました。
100407_33.jpg 100407_34.jpg 100407_35.jpg 100407_36.jpg
広く広がる台地に白く転々と転がる石灰岩の色々な形。足元の踏み跡も一定せずどこでも通っていい感じの道となっていました。しかしどこもぐちょぐちょ。殆どの人はスパッツをつけていますがそれでも靴は滑る、滑るで、あっちへ行って、こっち行って良い道を探す苦労で皆さんお疲れです。お二方スッテンコロリンの方を見つけました。
風と雪・吹雪
台風ここで風の強さに閉口する私達にとうとう雪までお出迎えになりました。強い風、ぐんぐん下がる気温、慌ててレインウエアを着込みますがその横から雪が積もります。ところがこの区間には「福寿草」がまた、いっぱいあるため急ぐことも出来ません。
位置情報天狗岩1165m到着11時25分。
台風山荘から53分もかかってしまいました。風が強く、雪も横殴りのため、長居は無用と石灰柱の天狗岩をゆっくりみることもなく退散。こんな吹き荒れているのに岩に座っている方や下を覗き込む方もありました。
100407_37.jpg 100407_38.jpg 100407_39.jpg 100407_40.jpg
雪かわいい雪にゆれる「福寿草」を写真撮影しない訳はない、チャンスだとよけい熱心になる方もあります。皆さんの熱意に感心しながら寒さとぐちょぐちょに悩まされながら山荘へ戻ると運悪くお昼時12時2分。
がく〜(落胆した顔)溢れかえる人々の群れ。美味しそうな鍋をふるいながら作っておられるグループなどなど。私達も比較的風の当たらない位置を探しますが結局妥協した場所も寒い所。食事に30分費やしたけれどあまり休んだ気はしませんでした。
100407_41.jpg 100407_42.jpg
周りをみると抜いたり抜かれたり前後していた人たちもおられ時間が掛かったのはわれわれだけではなかったことを知りました。
もうやだ〜(悲しい顔)展望台・頂上は魅力ある風情で霞んでいましたが今回断念することにしました。
右斜め下12時34分下山開始。足をとられながらまだまだ、登ってくる人々と交差しながら下山しました。断念する人、挑戦する人様々。
しかし、そこで私たちはとてもラッキーでした。

「セツブンソウ」「セリバオウレン」
かわいい「セツブンソウ」「セリバオウレン」に出会いました。
100407_43.jpg 100407_44.jpg 100407_45.jpg 100407_46.jpg 100407_47.jpg 100407_48.jpg
exclamation×2希少種なのでここで出会えるとは思いませんでした。注意しないとわからない可憐さが愛おしい気持になります。こんなに小さいのに人を魅了する可愛いい姿。しばし見とれます。黒ハート
右斜め下八合目からは大貝戸道へはいります。関西の30人程度もおられたグループまで登ってきておられました。
100407_49.jpg 100407_50.jpg
少し暖かくなり登山道も気持のいい植林のみちでここは極楽な下山道でした。
足神武神社着14時50分。下山は山荘から2時間16分。
わーい(嬉しい顔)出会えたいくつかの花、そして1000mを越える山の厳しさを経験した私の感動初1000m超えでした。

byニコちゃんでした。わーい(嬉しい顔)

【本店ショップのご案内】
自然を楽しもう!を合言葉に、普段使いにも便利で楽しいアウトドア雑貨をたくさん掲載しています。ぜひご利用下さい!
(商店名をクリックするとページが開きます)
アウトドア雑貨のOnline Shop grove
アウトドア雑貨のGROVE-eshop.com

※本店2店では多少ラインナップが異なります。お好みでご利用ください。
藤原岳・天狗岩は下記です。

posted by ぐろぶ at 09:05| 岐阜 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 三重の山や見所など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年03月12日

[輪中の郷]で上映「市原悦子主演映画・葦と女と」一向一揆を考えました!!

3月12日(金)とても寒い朝、鶯の声を聞いてきました。わーい(嬉しい顔)
かわいい新しく入荷した商品の紹介用の写真を撮影するために岐阜市三田洞の公園に寄ってきました。今朝は一面に霜がおり一体が静かに眠っているような森でした。ところが「ホーホケキュ、ケキョ」と鶯の声。何だかとても嬉しい気持になりました。

鶯を 魂にねむるか 矯柳 (松尾 芭蕉)

さて先週末雨の中巡った「輪中」周辺のご紹介、今日は「輪中の郷」です。

輪中の郷
住所:桑名市長島町西川1093番地
電話:0594-42-0001
開館時間:9:30から4:45
休刊日:月曜日(祝日のとき翌日)、年末年始
入館料:300円
訪ねた日:2010年3月6日(土)
本概要
歴史民族資料館(アミュージアムエリア)
輪中で使用されていた水屋、農具、生活用具などの展示
シアターにて戦国時代の一向一揆の映画【葦と女と】(市原悦子主演)の上映
産業体験館
加工教室、体験農園、海苔すき体験、くすの木広場、コンベンションルーム

この日はほうぼう見て歩いて少し疲れていましたが目に「輪中の郷」という看板がとびこみ、ひょっとして「水屋」などの建物が見られるかと思い寄ってみました。
フリーダイヤル入館するとすぐに「映画が始まっていますがよろしければどうぞご覧ください」ということだったのでシアターには入りました。何の予備知識も無い中見終わってしまいました。

10312.jpg 10312_5.jpg 
映画・葦と女と
ー(長音記号2)女優の市原悦子さんが農民に扮し、夫を戦で無くし、何を信じていいか判らないなか、最後には織田軍の忍びの口車にのって、ちょっと裏切り一向一揆の敗北に手を貸す、自分自身は尼になるお話でした。

長島一向一揆
本1570年から1574年に石山合戦が起こり、伊勢長島あたりの本願寺門徒が蜂起した一揆
当時蓮如の六男蓮淳によって本願寺の「願証寺」が門徒10万人10万石という勢力を持ち、稲葉城で敗北し逃げていた斎藤龍興も隠れていました。
パンチ1570年(元亀元年)斎藤龍興、石橋義忠らに導かれた門徒が一斉に蜂起、長島城(伊藤重晴)、小木江城(織田信興)、桑名城(滝川一益)などを攻め落としました。
1571年(元亀2年)には主将・柴田勝家は重傷をおい2万人の兵は敗退しました。
どんっ(衝撃)一族や重臣が戦死させられていた織田信長の怒りは頂点に達していました。周りを攻め落とし残るはこの輪中の中に蜂起している本願寺門徒のみになるや、信長の号令は最高に達します。嫌悪を募らせていた信長は和睦にも耳をかしませんでした。この最後の戦では織田信広、秀成を失う事になります。そして門徒の最後の砦「屋長島」「中江」に2万人の農民門徒を追い込みすべて焼き討ちにしたのです。この戦は海からは九鬼嘉隆らの水軍、陸からは滝川一益、柴田勝家、佐久間信盛、森長可、蜂屋頼隆ら8万人という陣営であったようです。
ー(長音記号2)映画で市原さん演じる農民は、この地から離れず輪中で洪水と戦いながら肥沃な農地から生産している農民たちの苦しみ、喜びを語ります。信長軍のスパイは親しげにしながら次第に焦っていく農民を策動していきます。
いつの時代にも「間がさす瞬間」人は自分自身を見失います。人は何によって生きるか、問われるところです。
るんるん小さな、ここでしか上映されることも無い映画ですが、主演が市原さんであることがインパクトがありました。
映画を観た後の疲れで展示物はあまり真剣に見ることはできませんでした。
10312_1.jpg 10312_2.jpg 10312_3.jpg 10312_4.jpg 
展示方法もごちゃごちゃしていたせいで、とても疲れました。
洪水に苦慮し堤防を作ろうとしても迫り来る養老山脈、鈴鹿山脈にはばまれ、それもママならず「輪中」を作り、生きていこうとするなかに濃尾平野の豊かさのいったんがあるということがよく分かりました。
exclamationこの長島輪中の生活が大変でも、どうしてここから外へ逃げないで生活するのか、そういった農民の愛着について、考えさせられながら、輪中で生活する様子はそれなりに伝わり、伊勢湾台風時の水位なども示され、海、川、郷、山とのかかわりについてしっかりしたのは良かったと思いました。
見終わったときはもうすっかり雨も上がり、夕日が出掛かっていました。

メール追伸
水郷資料館と道の駅の旅
スタンプラリー

足木曽三川の歴史を学びながら9ヶ所の水郷資料館と3ヶ所のみちの駅をたびしてみよう。
要項
パンフレットに掲載してある場所から6ヶ所以上スタンプを集めると記念品がもらえます。
また最後に抽選でパーフェクト賞が20名に、特別賞が40名に当たります。
家ちなみに道の駅はクレール平田(今回ご紹介しました)、月見の里南濃、立田ふれあいの里(愛西市)です。
締め切りは毎年5月31日です。

byニコちゃんでした。わーい(嬉しい顔)

【本店ショップのご案内】
自然を楽しもう!を合言葉に、普段使いにも便利で楽しいアウトドア雑貨をたくさん掲載しています。ぜひご利用下さい!
(商店名をクリックするとページが開きます)
アウトドア雑貨のOnline Shop grove
アウトドア雑貨のGROVE-eshop.com

輪中の郷は下記です。


posted by ぐろぶ at 13:37| 岐阜 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 三重の山や見所など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年03月11日

ジョサイア・コンドル「六鹿苑」そして東海道五十三次・桑名宿「七里の渡跡」のご紹介!!

3月11日(木)今岐阜は晴れ、高知では桜、長崎、福岡、山口などで春の雪、自然が荒れ狂っています。わーい(嬉しい顔)

春の山 重なりあうて 皆丸し (正岡 子規)

雨3月6日(土)は雨が降りしきる中「輪中」を知りたくて岐阜県を南へ走り、揖斐川、長良川、木曽川に囲まれた地域を回りました。
「道の駅クレール平田」「お千代保稲荷」「海津市歴史民族資料館」とご紹介しましたが、「輪中」についてほぼ全体像をつかんだので、今度は昼食のため一路桑名まで出かけました。目当ては「はまぐり」です。この食事は後日ご紹介いたします。
車(RV)資料館から主要地方道23号で長良川沿いに走り長良川大橋・油島大橋(木曽三川公園)を超え桑名海津線106号で一路桑名を目指します。「千本松原締切堤」はザンザン降る雨で降りることが出来ずと降り過ごしました。
10311_29.jpg 10311_30.jpg
右手に揖斐川、左手長良川、これが増水して洪水になるのでは逃げ場がありません。今では水鳥の遊ぶ豊かな自然の川べりで人をなごませてくれています。そして突き当たるのはどんっ(衝撃)伊勢大橋。工事中のビニールシートに覆われた橋の海側に悪名高き「長良川河口堰」の丸い頭がみえます。河口の、ここの所で長良川に堰を造る意味はやはりどうみても何も無いと思いました。始めてみる堰ですが、もう歴史の中で「ムダの遺産」になりそうな雰囲気をたたえていました。早く堰を開口したほうが川の為にベストでしょう。端を右折すれば桑名市駅前にすぐです。車は観光案内所に併設された駐車場(無料)にとめました。

東海道五十三次・七里の渡跡
東海道唯一の海路で宮宿(名古屋市熱田区)から七里(28キロ)あることから名づけられました。
exclamation×2そして最も驚くべきは「伊勢神宮・一の鳥居」を持った宿です。伊勢湾台風の被害からこの鳥居の前に堤防が築かれ往年の風景とは似ても似つかぬものになってはいるようですが、鳥居は現存しています。
10311_31.jpg 10311_33.jpg 10311_32.jpg 10311_34.jpg 10311_35.jpg 10311_36.jpg
本宿には舟番所、高札場、脇本陣、本陣、舟会所、人馬問屋などがあり伊勢までもう一息といった賑わいを持っていたようです。
七里の渡しから揖斐川、長良川が合流して伊勢湾に流れ込むという地理的な場所です。
私達は、駅近くで食事をし、車を七里の渡跡と六鹿苑の間の堤防に造られた観光用の無料駐車場に留めました。七里の渡跡まで歩いて散策したあと「六鹿苑」へ向いました。駐車場から水門東郷管理所まで往復し「六鹿苑」が駐車場の前なのでもどったのです。

六鹿苑(旧諸戸清六邸)
住所:桑名市大字桑名663番地5
電話:0594-24-4466
開苑時間:9:00から17:00
休苑日:毎週月曜日(祝日の場合は翌日)、年末年始
入苑料:300円
家国の重要文化財の和洋併設の建物
かわいい庭園は国の名勝
訪ねた日:2010年3月6日(土)
本1913年(大正2年)二代目諸戸清六の邸宅として、イギリス人建築家ジョサイア・コンドルの設計にて4層の塔屋をもつ洋館に和室、蔵、池泉回遊式庭園をもって建てられました。和洋の調和が明治・大正を代表する貴重な文化遺産として国の重要文化大に登録されています。また庭園は国の名勝として指定されています。
ジョサイア・コンドル
ペンイギリスの建築家です。代表作は今では現存していませんが「鹿鳴館」「上野博物館」などに名が残ります。現存する建物は「ニコライ堂(重文)」「三井倶楽部」「岩崎家高輪邸・関東閣」「清泉女子大学・島津忠重邸」「大谷美術館・古河虎三郎邸」など。
また教育者として「辰野金吾」「片山東熊」などを養成し日本近代建築界の父とも言われています。欧米に日本の建築、庭園、生花を紹介した論文もその功績として知られています。
この「六鹿苑」はその典型的な和洋の建物が連結された見事な景観を残しています。
家洋式は4層でホール、玄関、食堂、客間、居間、書斎、サンルームで成ります。そこに広い和室が連なり庭園鑑賞にはうってつけの配置になって四季折々の生活を描くようになっています。
諸戸邸からは他に、一番蔵、二番蔵、番蔵棟と旧高須御殿、離れ、玉船稲荷神社、長屋門。

フリーダイヤル門から昔は尊厳をもった瀟洒なものであっただろうと思われる佇まいです。
10311_1.jpg 10311_2.jpg 10311_3.jpg 10311_4.jpg
るんるん中に入ると目の前に素敵な洋館が飛び込みます。若い男女の観光客らしき方が結構ありました。洋館は愛知の「明治村」や、神戸の「舞子ホテル」などに匹敵するとても素敵な外観でした。前に大好きで読んでいた篠田真由美さんの「建築探偵・桜井京介」シリーズを思わず思い出しました。
10311_5.jpg 10311_6.jpg 10311_7.jpg 10311_8.jpg 10311_9.jpg 10311_10.jpg 10311_11.jpg 10311_12.jpg
黒ハート内部では「サンルーム」がとても気に入りました。揺り椅子は座れないように縄で閉じられていたけれど「座ってみたい!」衝動にかられます。こんな場所で揺り椅子にかけて読書したらどんなにか気持がいいでしょう。最高の時をすごせるだろうと思いました。
10311_13.jpg 10311_14.jpg 10311_15.jpg 10311_16.jpg
黒ハートその時、突然,カメラマンが2階に現れその後、真っ赤なドレスの花嫁、ホワイトの燕尾服の花婿。撮影かと思いきや本物でした。
洋館に続いて和室。広々とした縁をもつ昔からの静かな和室。庭には梅がピンクの可憐な花を咲かせていました。庭園では若い人たちが芝生で笑い声をたて談笑しています。雨もあがり太陽こそ顔は出していませんでしたが、明るい日の中で楽しげな様子です。
足外へ出て、文化遺産の建造物を回りました。
10311_17.jpg 10311_18.jpg 10311_19.jpg 10311_20.jpg 10311_21.jpg 10311_22.jpg
「二番蔵」、そして番蔵棟に続いて「旧高須藩御殿」がありました。ホンノ少しですが、御殿(?)の和室がそのまま残っているのがこの日の私には嬉しい気持でした。諸戸家がこの御殿を使ったのでしょう。
「玉船稲荷」「離れ」「一番蔵」、「池のあるお庭」、名勝に指定されている庭園は広さこそありませんが、さすがに静けさや木々の香りが癒してくれる名勝でした。
10311_23.jpg 10311_24.jpg 10311_25.jpg 10311_26.jpg 10311_27.jpg 10311_28.jpg
かわいい芝生にまたしても「花嫁・花婿」が現れました。今日は結婚式が入っていたようです。その為、「レストハウ」でカフェをと思った目論見は叶わず(貸切)残念でしたが、お幸せそうで何よりでした。
そして、戯れていた若者達はどこかえ消え、静かになった庭園をしばし満喫しました。

byニコちゃんでした。わーい(嬉しい顔)

【本店ショップのご案内】
自然を楽しもう!を合言葉に、普段使いにも便利で楽しいアウトドア雑貨をたくさん掲載しています。ぜひご利用下さい!
(商店名をクリックするとページが開きます)
アウトドア雑貨のOnline Shop grove
アウトドア雑貨のGROVE-eshop.com

※本店2店では多少ラインナップが異なります。お好みでご利用ください。
六鹿苑は下記です。

posted by ぐろぶ at 13:20| 岐阜 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 三重の山や見所など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年02月17日

多度山の神社・上げ馬神事「多度大社」のご紹介!!

2月17日(水)今朝通勤途中の早田川に鴨を見つけました。わーい(嬉しい顔)
毎年鴨がいたのですが今年はカラスばかりで一度も見かけなかったので嬉しくなってきました。すぐにカラスが来て威嚇したのか、2羽の鴨はじっとしてしまいました。
100217_16.jpg 100217_18.jpg
ダッシュ(走り出すさま)この早田川(ソウデンガワ)はちょっと見には小川ですが氾濫して付近の住宅の床上浸水をして大変な事もありました。今日は何事も無いように水量もなくゆったりしていました。

春の河       (山村 暮鳥)
たっぷりと 
春の河は 
ながれてゐるのか 
ゐないのか
ういてゐる 
藁くづのうごくので 
それとしられる


今日は「多度神社」のご紹介です。

多度神社
住所:三重県桑名市多度町多度1681
電話:0594-48-2037
本元国幣大社。祭神は多度神(天津日子根命)。雨乞いの神として崇敬が篤い。北伊勢大神宮と俗称。(以上広辞苑より)
グッド(上向き矢印)5月4日5日の上げ馬神事・流鏑馬には大変な観光客が押し寄せます。
多度祭・三重県無形民族文化財です。
フリーダイヤルこのお祭りの見せ場は人馬一体となって坂を駆け上がる上げ馬にあります。
躍動的で見ごたえ十分な神事ですが、やはり危険が伴い参加する方は、乗馬の練習のみならず心身を清めることによって精神統一を図られるようです。
神児1名、機種6名を7地区の中から選出し、騎手となった地区では馬各3頭ずつ計18頭を準備されます。
騎手の衣装は4日には陣笠袴姿、5日は花笠武者姿。
5月4日:乗り込み、馬場乗り、坂壊し、12頭で上げ馬、須賀での馬場乗り。
5月5日:乗り込み、馬場乗りを行い、神児迎えが行われます。その後6頭の上げ馬。

私自身はこの神事は見たことがありませんがかなり勇壮なことだろうと思って今回神社を訪ねてみました。
100217_1.jpg 100217_2.jpg 100217_3.jpg 100217_4.jpg
工事のシートが貼ってあったりしたためか何となく取り留めの無い感じで意外と狭いなあという思いがしました。神社正面階段横には上げ馬でフリーダイヤル駆け上がる坂も見られますが短い距離で今はシンと静まり何事も無い単なる坂という感じでした。
この神社は伊勢神宮との関係が強く

お伊勢参らばお多度もかけよ、お多度かけねば片参り

という事もいわれる位です。
足神社のあちこちに「伊勢神宮に参ろうキャンペーン」「天皇即位○○年」の旗が揺れています。
100217_5.jpg 100217_6.jpg 100217_7.jpg 100217_8.jpg 100217_9.jpg 100217_10.jpg 100217_11.jpg 100217_12.jpg 100217_13.jpg 100217_14.jpg

わーい(嬉しい顔)多度大社の参道で買ったお土産のご紹介です。
八壺豆 1袋 315円
100217_15.jpg
黒ハート江戸時代から大社参詣者のお土産として売られています。
大豆をきな粉をまぶしたもので外には白砂糖で被われています
ウォーキングで歩いてきた多度峡の八壺渓谷は禊の滝もあり古くから清流として信仰されそのしぶきの型がデザインされているようです。
また大豆はお節分の厄除けにも使用され、栄養価値も高く喜ばれています。
3種類の味を購入しましたが、見た目より柔らかく食べやすいものでした。
口に含むと懐かしさ口いっぱいに広がり素朴で美味しい、お土産になりました。

ちっ(怒った顔)さてこれは余談です。人それぞれの気持ちですが、ウォーキングで神社を訪れることの多い昨今、神社はなぜだかどこも「天皇崇拝」。これはなぜでしょう。戦前の「富国強兵時代」の名残が今に亡霊のように生きているようです。今、国は「国民崇拝」のはずが神社は「天皇崇拝」。挙句の果てが「お参りしない人は来てはいけない」のような言葉を書いてあるところが増えています。儀礼の仕方も強要されています。それもこの数年強まったような気がします。国際社会の中であらゆる宗教があり、それぞれ生きる糧にしている人たちがいますので、押し付けるのは本当に止めていただきたいです。決して美徳ではないと思います。
人の心を儀礼や強制で取り仕切ったとて、安らぎなど生まれないでしょう。人は基本的に自由です。自由でいられることは苦しいときも在りますが、生きる価値はそこに在ると思います。
誇りある文化財として、神社の建築物や行事を楽しむそれも神社に対する敬意なのですから、認めて欲しいものです。ウォーキングをしていると神社へ行かないわけにいかないのです。自然を独り占めにした特等の場所に在るのですから。心広い神社庁になっていただきたいものです。


byニコちゃんでした。わーい(嬉しい顔)

【本店ショップのご案内】
自然を楽しもう!を合言葉に、普段使いにも便利で楽しいアウトドア雑貨をたくさん掲載しています。ぜひご利用下さい!
(商店名をクリックするとページが開きます)
アウトドア雑貨のOnline Shop grove
アウトドア雑貨のGROVE-eshop.com

※本店2店では多少ラインナップが異なります。お好みでご利用ください。
多度神社は下記です。

posted by ぐろぶ at 09:56| 岐阜 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 三重の山や見所など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年02月16日

桑名の信仰の山「多度山403.3m」に出かけました!!

2月16日(火)すっきりしないお天気です。わーい(嬉しい顔)
もう部屋も春模様にしたいのですが、なかなか出来ません。

雪の絵を 春もかけたる 埃哉 (正岡 子規)

多度山403.3m
住所:三重県桑名市多度町
訪ねた日:2010年2月13日(土)
本多度山は信仰の山として昔から神の住む山と信じられていました。人々の生活のなか平穏や幸福への祈りを捧げられていました。麓の「多度神社」に1500年もの前から「白馬」が住み神と人々を繋ぐ使者となっていたと言い伝えられて来ました。また中腹から麓にかけては多度峡、天然プールなどで市民に親しまれています。八壺谷のアカマツの林のなかにはイヌナシ(三重県天然記念物)の自生する地域も含まれています。

くつ久しぶりに晴天の13日、今年最初のウォーキングに出かけました。
始めての三重県になるのでちょっと緊張です。JR東海道線大垣から養老鉄道にのり1時間ほどで多度駅に到着します。大垣から多度までは片道670円ですので休日用1日フリー切符1000円で乗降しました。
100216_1.jpg 100216_2.jpg 100216_3.jpg 100216_4.jpg
のんびりガタコト電車にゆられていくと車窓から奥美濃の山、伊吹山、養老山脈が綺麗に雪化粧しています。まだまだ雪解けまでに時間がかかりそうな景色、みとれてしまいます。
多度までの停車駅には「南濃の四季」という立て看板が見られます。「春になったら歩いてみるのもいいな」などと思いながら乗っていました。
多度駅に到着。駅は「多度神社」のある駅とは思えない程小さく取り留めのない感じです。
大社までの地図は大看板があるだけで無いにも等しく、とりあえずトイレまで指示看板に誘導されて(駅には無いようでしたが・・・構内にありました)行きました。身支度を整え、車用の標識で確認し「多度神社」方面に向いました。
100216_5.jpg 100216_6.jpg 100216_7.jpg 100216_8.jpg 100216_9.jpg 100216_10.jpg 100216_11.jpg 100216_12.jpg
多度川沿いに旧宿場町が大社の鳥居まで続きます。両脇には「大黒屋」「桔梗屋」などの大店や観音地蔵堂がありますが、土曜日の休日なのに歩く人はありません。
くつ5.6分で神社に着きました。ハイキングコースのマップがあり「愛宕神社」は今通り過ぎてしまったようで、戻ってから入る道があるようです。これがまた愛宕神社を探すのに数分ロスタイム。ウロウロしていると、どうも今下山されたような方があったので尋ねて教えてもらいました。
100216_13.jpg 100216_14.jpg 100216_15.jpg 100216_16.jpg
伊勢西国三十三ヶ所お札所「多度観音堂」の右手の坂を若干登ったところに「愛宕神社」がありハイカー用の駐車場やトイレがありました。
愛宕神社には登山の身支度をされている方もおられました。10時出発。
【山頂公園歩道1.7km(健脚向け)】と書かれた登山標識に導かれ登りの階段を進みました。
「のんびりコース」という見晴台が4ヶ所ある林道で車でも上れるようです。
大変急な登りですが「健脚向け」という程のものでもありません。前にはお孫さんと思われる小学生3名を連れた家族もありましたし、下山してこられる方も結構ありました。
100216_17.jpg 100216_18.jpg 100216_19.jpg 100216_20.jpg 100216_21.jpg 100216_22.jpg 100216_23.jpg 100216_24.jpg
くつ概ね間伐されたスギの木でできた階段で登ります。3合目、5合目、などと標識があり、5合目では展望を楽しんで休むことができます。35分程で山頂公園に着きました。
多度山頂公園は盆地のような場所に公園としてブランコや滑り台が作られていました。三角点があるはずですが、この広さの中で探すのは億劫でパスして進んで行きました。
ここらへんの標識がいまひとつ納得できなくて山頂の雰囲気がつかめず、間違ったのかもしれません。
位置情報「多度公園・ヤング広場」(古い感じですね)の看板から外へでて多度峡へ向います。
案内標識は「→多度神社へ ←石津御岳神社 北勢町へ」。
くつ三角点には出会えなかったけれど、とにかく多度峡へ進もう!!と北勢町方向へ進むといきなりとてもきちんと舗装された林道で下りがありそこには車止め。えっ??そのまま横に塔の方へ向う道があったので下ってしまってはいけないので(確か尾根道のはず)そちらへ進み大パノラマを見ました。はるか海のほうまで見渡せます。
フリーダイヤル後から確認したらここは「多度無線中継所」で見えていた川は「揖斐川」そのずーつと先には「伊勢湾」。頂上は山上公園の右手の高峰神社の所にあったようです。「のんびりコース」で来れば自然に寄ってきたようです。しかし後からわかっても「後の祭り」。
100216_25.jpg 100216_26.jpg 100216_27.jpg 100216_28.jpg
くつそこからアンテナ塔用の指示板を見て山道を歩きました。気持のいい森林の中ですが気持的には「ここでいいのかな?」という気持を含んでいるため早足になってしまいます。
100216_29.jpg 100216_30.jpg
突然ポンと林道にでました。丁度林道からこちらの山道に向かっておられるハイカーのかたがあり何とも嬉しくなりました。
そこからはもう「まちがってなかった!!」という気持ちもあり気分爽快!!出会う人も時々あり、多度峡方面から登られる方が多いのに驚きました。そしてもっと驚きはその半分はサイクリストでした。お一人の方が圧倒的に多くエッチら、オッチら、ペダルを漕いでおられました。この方達は林道をそのまま行き山頂で車止めのあった舗装道路にでて、そして「のんびりコース」の曲がりくねった4つの見晴台を越えさっそうと一気に下るのでしょう。
100216_32.jpg 100216_31.jpg
「この先、本当に車輌の通り抜けできません」という奇妙な看板。
足ここは「多度山縦走ハイキングコース」の分岐です。
山上公園まで1240m(25分)、近鉄石津駅まで5700m(90分)、近鉄麻生田駅まで15500m(240分)、多度神社まで6400m(125分)。
くつ私はここから、いよいよ多度峡を経て多度まで6キロあまりを歩きます。所々看板にキロ数が表示されていました。
exclamation&question多度町の観光案内から印刷したコースマップでは「山の見える展望台」「海の見える展望台」と記載されているのに私はなんにもチェックできないでとにかく歩きとおしました。遊歩道脇ではそんな案内板も展望台もなかったと思います。
100216_33.jpg 100216_34.jpg 100216_35.jpg 100216_36.jpg
多度大社まであと4.4キロの表示が出た辺りから「落石注意」が現れ、大きな岩肌も露出し岩に木が巻きつき、そこから生えてるような景観もありました。
100216_37.jpg 100216_38.jpg 100216_39.jpg 100216_40.jpg
ダッシュ(走り出すさま)多度峡が近くなると「水音」が聞こえ「瀬音の森コース」に入ります。西谷川から八壺渓谷を経て多度川として「多度峡キャンプ場」「天然プール」「みそぎ滝」と現れます。
100216_41.jpg 100216_42.jpg 100216_43.jpg 100216_44.jpg
バッド(下向き矢印)夏であれば快適なプールも今は人影も無く売店も壊れそうに終っています。ただ水だけ底の石を蹴りながら意外な水量で流れていました。
この多度川から引いた水で水路がひかれ多度大社の町に向っています。サイクリストがその水路で自転車を洗いながら歓談していました。駐車場に止めた車に積み込む前にきれいにしてもらってピカピカの自転車になっていました。
足多度神社着12時20分
愛宕神社から2時間20分。健脚コース登りに35分。多度峡経由の下りは1時間45分。
登りは急な階段、頂上は取り留めがなく失敗、そして下りのコースは少し退屈な平坦な感じのコース。全体的にちょっと季節が悪かったのか満足とまでは行きませんでした。それでも今年も無事低山ハイクが始まり一安心でした。

byニコちゃんでした。わーい(嬉しい顔)

【本店ショップのご案内】
自然を楽しもう!を合言葉に、普段使いにも便利で楽しいアウトドア雑貨をたくさん掲載しています。ぜひご利用下さい!
(商店名をクリックするとページが開きます)
アウトドア雑貨のOnline Shop grove
アウトドア雑貨のGROVE-eshop.com

※本店2店では多少ラインナップが異なります。お好みでご利用ください。
多度山は下記です。
posted by ぐろぶ at 10:36| 岐阜 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 三重の山や見所など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
最近のコメント
夏目漱石「草枕」のご紹介!! by √6意味知ってると舌安泰 (11/29)
岐阜市日野「舟伏山262m」のご紹介!! by 日野の古墳近くの駐車場の持ち主です (07/15)
ドイツ生まれのウォーターボトル・トロイカ ゴビ・キッカー!! by 履歴書の書き方の見本 (06/03)
大須観音・宗春からくり人形の動画です!! by ロレックスコピー (03/29)
「SWISS TECH ボディガード・7-in-1エマージェンシーツール」 のご紹介!! by ロレックスコピー (03/24)
×

この広告は90日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。