


両の手に朝茶を握る寒さかな (杉山杉風)
さて妻夫木聡さんなどの主演映画「東京家族」のご紹介です。



瀬戸内海の小さな島で生活している夫婦、平山周吉(橋爪功)ととみこ(吉行和子)。東京にやって来た彼らは、個人病院を開く長男・幸一(西村雅彦)、美容院を営む長女・滋子(中嶋朋子)、舞台美術の仕事に携わる次男・昌次(妻夫木聡)との再会を果たす。しかし、仕事を抱えて忙しい日々を送る彼らは両親の面倒を見られず、二人をホテルに宿泊させようとする。そんな状況に寂しさを覚えた周吉は、やめていた酒を飲んで騒動を起こしてしまう。一方のとみこは、何かと心配していた昌次の住まいを訪ね、そこで恋人の間宮紀子(蒼井優)を紹介される。 『男はつらいよ』シリーズや『たそがれ清兵衛』『おとうと』などで知られる、山田洋次の監督81作目となるファミリー・ドラマ。瀬戸内の小島から上京し、自分の子どもたちと久々の対面を果たした老夫婦の姿を通して、現代日本における家族の在り方や絆などを見つめていく。『奇跡』の橋爪功、『人生、いろどり』の吉行和子、「古畑任三郎」シリーズの西村雅彦、『悪人』の妻夫木聡などの実力派が集結し、いつの間にか生じた隙間を埋めようとする家族を熱演する。随所にちりばめられた、山田監督による巨匠・小津安二郎の『東京物語』へのオマージュも見逃せない。
【公開日】 2013年1月19日
【製作年】 2012年
【製作国】 日本
【上映時間】 146分
【配給】 松竹
【監督】 山田洋次
【脚本】 平松恵美子
【音楽】 久石譲
【出演】 橋爪功、吉行和子、西村雅彦、夏川結衣、中嶋朋子、林家正蔵、妻夫木聡、蒼井優
観た所:ワーナーマイカル各務原
観た日:2013年1月19日(土)
「東京家族」という題名は「東京物語」に連続するものとしての題になったようです。
中心は末の息子の行く末が気になる田舎から出てきた両親がその恋人に出会うというもの。
あらすじ自体何の変哲もなく、淡々と日常が描かれます。瀬戸内の景色と東京や横浜の景色も普通に映像化され、静かな日常ドラマでした。
平山周吉の感じる寂しさも、とみこの末息子への愛情も、平凡で、そして誰もが感じる心の動きであり安心して見ているのに、所々ホロリとしている自分自身を見つけ驚きました。日常の煩わしさがこうした感情を失わせていたのかもしれません。
byニコちゃんでした。

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