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2010年06月15日

中津川市国指定史跡「苗木城跡・高森山432m」のご紹介!!

6月15日(火)梅雨入りをしたようですが、今日は少し明るい雲間も目に入るようです。わーい(嬉しい顔)

黒ハートさて、6月12日(土)お天気を心配しながら中津川に行ってきました。目的は「苗木城跡」です。

コース
東海北陸自動車道・関広見IC・・・中央道・中津川IC・・・曹洞宗大林寺・・・坂本・ハナノキ自生地・・・県史跡・中洗井北第1号窯跡・・・苗木城跡・・・青邨記念館・・・中山道・中津川宿・・・クアリゾート湯舟沢・・・中央道・中津川IC
全コース 歩数 12454歩 7.8km 


車(RV)今回開通して間がない「関広見インター」から高速道路に乗りました。
exclamationこのインターがなぜ必要だったかのかなど詮索していると気持ちが滅入りますが美濃や関まで走るよりはぐんと近くなりますので利用することにしました。岐阜市から岐阜美濃線94号で岐阜市と関市の境目旧武儀郡武芸川町の広見の418号へアプローチします。ふるさと農道と名前がついた道を利用して三輪釈迦をちょっと進んだ辺りから右へはいりすぐに418号に出ることが出来ます。このインターが出来なければ私はおそらく一度も寄ることのない道だったと思います。
関広見インターから入られる方も何台かあり、久しぶりの東海環状道路が意外と交通量が多くなっていたのには少し驚きました。中津川市で中央道を下りてから3ヶ所見たいところへ寄ってから苗木城へ向いました。中津川市の千旦林という地区まで来ていたのですがJR線の線路からぐっと高度が高くなって高原の雰囲気満載の地区でした。星ヶ見公園・ひょうたん池など立ち寄りたくなるような名前の農道をはしり中津川道路にでます。
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城山大橋で木曽川を渡り苗木地区にはいります。この城山大橋には景色を楽しめるポケットパークのような箇所もあります。
苗木城跡に到着したのは10時30分。空には雲ひとつない青い広がり、気温はぐんぐん上がっているようでした。

国指定史跡
苗木城跡・高森山432m

通称:赤壁城
住所:中津川市苗木字櫓下
本築城:1521年〜1528年(大永年間)遠山景利が福岡町より城を移築。
関ヶ原では東軍についた遠山友政が功をたて城に入りました。以後明治維新まで12代約270年にわたり居城として使われました。
風吹門(大手門)、千石井戸、的場跡、御朱印蔵、八大龍王神社、馬荒岩、などの遺跡。

苗木藩の廃仏毀釈
本明治時代はじめ、明治維新の時、藩内の寺院堂塔、石仏、仏像、すべてを焼却・埋没処分にしました。
ちっ(怒った顔)明治維新:日本は天皇を中心とした神の国、神を敬わなければならない。
ふらふらこの考えは民主主義の現代の今に一部引き継がれたところもあり、本当に「だれのために」行う政治なのか考えさせられます。
exclamation藩内には15か寺がありすべて取り壊され、道端の石仏などもすべてうちこわされました。
これほど徹底した廃仏毀釈を行った地域は山口県・津和野藩、島根県・隠岐藩、鹿児島県・薩摩藩とこの苗木藩のみです。
その理由については、この時期に新しく藩政の実験を握った青山参事などが過去を切り捨てた思い切った行動をとれたことです。青山参事の父親(平田派国学思想)が新政府に登用され政府の政策が直接直に伝えられ強調されたためでもあります。またこの廃仏毀釈が、朝廷の意向により全国的におこなわれるという宣伝がされたことも原因です。
ー(長音記号1)しかし無くなった15のお寺のうち8つのお寺は明治のうちに復興し、仏教の勢力があったことは見逃すことは出来ません。また反面、現在でも元苗木藩領だった地域には多くに神葬祭が行われています。
「蛭川の念仏堂」や「黒川の石仏」などにはその廃仏毀釈の爪後が残されているようです。機会があれば訪ねてみたいものです。

車(RV)苗木遠山資料館の駐車場に停車して資料館はあとにして歩き始めました。
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わーい(嬉しい顔)行ってきた後からの感想ですが、できればこの資料館に先に入館して「苗木城跡見取図」(わら半紙のもの)を手に入れておいたほうが楽しみは倍増します。その昔の建物を説明版以上に具象化されて自分自身の中で構築しやすいこと間違いないでしょう。
足ここまででかなり高度が上がっていてお城までは150mか、そこそこに思えました。
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黒ハート玉石垣が綺麗に残されていてこの時期に来ても明るい風通しの良い城跡です。ゆるやかな石畳他砂利道など変化のある道で、上っていきます。沢山の看板と説明書で昔のお城を想像できるように工夫してあります。
「風吹門」「大矢倉跡」「駈門跡」「大門跡」「御朱印蔵」「綿蔵門跡」「坂下門跡」「菱魯門跡」「千石井戸・本丸門」「武器蔵・具足蔵」「馬荒岩」そして「本丸跡」。
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フリーダイヤル山城ですからやはり戦に備えるための貯蔵庫などは山の上といえども広い場所を確保しています。また礎石に木で矢倉を組んだ有様がよく判るように木組みの展望台が出来ています。
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下から見上げるとかなりの高さになります。豊臣秀吉の一夜城建築がこのような枠組みであれば一夜でも可能と思えるほどの実在感を持っています。秀吉の建築士の腕前は相当であったろうけれどやはりこう言った城造りは戦国時代の必須の技術だったのがよく判ります。
位置情報かわいい本丸跡、頂上からの景色はちょっとビックリの景色です。眼下にはとうとうと続く木曽川。かなり下です。石垣の縁まで行って覗くとクラリとします。
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グッド(上向き矢印)四方の景色は恵那山をはじめ木曽の奥深い山々が連なります。中山道を行く人々を見ることも出来たでしょう。
各地に出て行って戦をして帰り、この景色を見る間のない戦国時代の武将達のはかない夢の跡であるのですが、今では明るく、風が流れ、石垣に腰を下ろしているとうたたねしたくなってしまうようなのんびりとした時間が流れていきます。

城あとに やかたも人も いまなくて かたるは何そ 山鳥の声 (柳原白蓮)
奥木曽の 雪を梢や 山さくら                (吉田冬葉)


苗木藩の行いによる首の無い仏像をここでは見ることもありません。何事もなかったかのような時が、人にはどんな富や名誉より、平和な時間の流れが一番であることを物語っているようです。
狂気の「廃仏毀釈」で悪い印象を心ならずも持っていた私ですが、やはり来て見てよかった、歴史の流れとともに、城跡は爽やかな良い風だけを吹かせてくれていました。
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駐車場に戻り、苗木城についての概要の確認のため「苗木遠山資料館」へ。
入場料310円を支払い、暑かったので2階のソファですこし涼み(!)
すぐ隣の「青邨記念館」へ向ったら「当分の間休刊いたします」!!!!!exclamation&question
がっかりして、中津川道路で中津川の宿に向いました。

前田青邨(1885年〜1977年)
本岐阜県中津川市生まれの日本画家。梶田半古に師事。小林古径らとともに日本美術院の再興に参加、中心的に活躍する。歴史画、人物画。戦後は東京藝術大学教授。「洞窟の頼朝」など。文化勲章。(広辞苑より)
※「洞窟の頼朝」は60円切手になっています。
歴史上の人物や出来事を描きながら単にその史実を表現するだけなく、独自に磨いた技術で、自分自身の絵画表現をもって史実にとらわれない絵画を目指したようです。
わーい(嬉しい顔)ちなみに、現在名古屋市千種区の池下駅近くの「古川美術館」「青邨の芸術」という特別展を開催しているようです。7月11日(日)までです。岐阜県美術館所蔵の「応永の武者」も展示に含まれているようです。

訪ねた場所は順次ご紹介いたします。

byニコちゃんでした。わーい(嬉しい顔)

【本店ショップのご案内】
自然を楽しもう!を合言葉に、普段使いにも便利で楽しいアウトドア雑貨をたくさん掲載しています。ぜひご利用下さい!
(商店名をクリックするとページが開きます)
アウトドア雑貨のOnline Shop grove
アウトドア雑貨のGROVE-eshop.com

※本店2店では多少ラインナップが異なります。お好みでご利用ください。
苗木城跡・高森山432mは下記です。

posted by ぐろぶ at 11:15| 岐阜 ☁| Comment(0) | TrackBack(1) | 岐阜の山や見所など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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古川美術館 特別展「青邨の芸術」展に行ってきました。(名古屋 古川美術館)
Excerpt: <a href="http://www.furukawa-museum.or.jp/exhibit/2010/05/images/picture_01.jpg" target="_blank"><img src="http://www.furukawa-museum.or.jp/exhibit/2010/05/images/picture_01.jpg">My Image</a><br><br><font size="5"><font face="Arial">みんみんです<img src="/im/emoticon/twinkle2.gif" align="absmiddle">。<br><br><br>近代日本画壇の巨匠といわれている前田青邨の展覧会に行ってきた。<br><br><br>今までにも日本画の巨匠作品を集めたような展覧会では必ずといっていいほど青邨を観ていたが、<br>画家一人の「年代」や..</font></font>
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